2012年6月15日金曜日

連載シリーズ「ほんやマ.のほん」第7回

自転車に乗って、団地のおかあさんたちが通り過ぎてゆきます。
こんなことを話しながら、走ってゆくおかあさんたちもいます。
「あら 何かしら『ほんやマ.』ですって」
「本屋でしょう」
「ほんやってのはわかるけど あの『マ.』はなあに」
「もっと気のきいた名前 つければいいのにねえ」

ところで、子供たちはというと、まったく勝手気ままに、
「本が山のようにあるから、本山(ほんやマ.)だ」とか
「あの『マ.』は マンガのマだよ」なんて、思い思いに
決めているのです。

「ほんやマ.」という名前が、どう読まれ、
どう思われようといいのです。
「ほんやマ.」は「ほんやマ.」なのですから‥‥‥。


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ようこそ!街のふるほんや『本のある暮らし』へ Part.36

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